読書部屋

読書が好きな23歳IT企業社員です。読んだ本のレビューをかいていきます。

【読書日記6日目】【勉強】気がつきすぎて疲れてしまうあなたのための『「繊細さん」の本』

こんにちは。

今回は以前話題になっていた『「繊細さん」の本』武田友紀を読みましたので、

紹介させていただきます。

 

 

この本で解決できる悩み ・相手の気持ちを考えすぎて自分の意見が言えない
・機嫌が悪い人がいると自分のことに集中できなくなる
・小さな音でも気になってしまう

いろんなことに気づきすぎて疲れてしまう。
でも誰にも理解してもらえない、自分がおかしいのだろうか?
そんなふうに悩んで自分に自信がなくなってしまった繊細さんが自信を取り戻すきっかけになるかと思います。

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事例ごとに解決策も記載されていたりするので、実用書としても参考になる一冊になっています。

本書の構成

第一章 繊細さんがラクになれる基本
第二章 毎日のストレスを防ぐ簡単なワザ
第三章 人間関係をラクにする技術
第四章 肩の力を抜いて伸び伸び働く技術
第五章 繊細さんが自分を活かす技術


発売日:2018/7/25
ページ数:207
値段:1324円

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ということで、本書のポイントを自分なりの解釈を入れつつ紹介していきます。

繊細さんとは

5人に1人はいるとされている繊細さんですが、

繊細さんとはどんな人かというと、「感じる力が強く、些細なことにも気づく人」です。

 

そんな繊細さんは些細なことにも気付いてしまうため、

さまざまな悩みを抱えています。

 

 

 

・人といると疲れてしまう

・他人の雑さが気になる

・期限が悪い人がいると苦しくなる

・小さな物音にも過敏に反応してしまう

 

「気にしすぎ」 「もっと適当に生きればいいのに」

そう思うかたもいるかもしれません

 

しかし、繊細な気質を持つ繊細さんは、

「生まれ持った気質」であり性格の問題ではありません。

 

つまり、身長の高い人が物理的に身長を縮めることができないように、

繊細な人が「気づかずにいる」ことはできません。

繊細さんの悩み

「周りはいい人なのに、1日を終える頃にはとても疲れてしまう」

 

「喧嘩をしている人を見ていると不安になってくる」

 

「一対一で話すのは好きだけど飲み会は苦手」

など繊細さんは人と関わることで、普通の人より疲れてしまうことがあります。

人といると疲れてしまう

なぜ、人といると疲れてしまうのだろうと悩む繊細さんは、

人にはそれぞれ最適な刺激レベル」があることを知る必要があります。

 

繊細さんは人よりも感じる力が強いぶん、

外部から受ける刺激が多すぎてすぐに許容量を超えてしまいます。

人と話す時、相手の表情、仕草、声のトーン、話の内容など人は情報の塊です。

繊細さんは人の発する情報全てをキャッチしてしまうため疲れしまうのです。

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繊細さんには、一人でゆっくりと心を休める時間が必要です

人といて疲れてしまうと感じたら、十分な一人の時間をとりましょう。 自分に余裕のある状態を作って初めて外部からの刺激を受け入れやすくなります。

 

他人の機嫌に左右されてしまう

 

「近くに機嫌が悪い人がいると気になる」

 

「怒っている人の声のトーンだけで緊張してしまう」

 

他人の機嫌の良し悪しで、自分の気持ちが振り回されてしまう繊細さんは意外に多いです。

しかし、繊細さんが相手の機嫌が悪いことに気づくのは自然なことです。

 

例えるのであれば、机の上にあるコップが見えるのと同じこと。

明らかに見えているものを見なくていいと言われても、見ずにすむ方法なんて分かりませんよね。

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誰かの気持ちに気づかないこと、そもそも気づかなずにいることが繊細さんにはできません

ストレスを防ぐ簡単な技

人の感情や小さな音、わずかな光まで、

さまざまな方法を受け取ってしまう繊細さん。

どうすれば、刺激を減らせるのでしょうか

 

心を閉ざすのではなく物理的に防ぐ

 

「職場でストレスを感じるのが辛くて、感じないように感覚を麻痺させている」

 

「人の気持ちを感じて疲れるから、集団の中では心のシャッターを下ろしている」

このような対策はNGです。

 

感覚を麻痺させると、

確かに嫌いなものや痛みを感じにくくなりますが

同時に喜びや楽しさなどのプラスの感覚も感じにくくなってしまいます

 

ではどうするべきかと言うと

「繊細な自分」を受け入れた上で環境を変えることが重要になります。

 

嫌なものから感覚を麻痺させて自分を守るのではなく、

環境を変えて、嫌なものそのものを無くしてしまうことが必要になります。

 

一番苦手なものを理解する

当然ですが、繊細さんにも個人差があります。

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚。

これらの感覚のうち、どれから一番刺激を受けやすいのかを把握することが必要になります。

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自分の苦手なモノを把握できたら、対策をしましょう

 

 

視覚  

・メガネやコンタクトレンズの度を落とす  

・サングラスをする  

・縁の太い眼鏡をつけるなど見える範囲を狭める

 

 

聴覚  

ノイズキャンセリングイヤホンを使用する  

・耳栓やイヤーマフを利用する  

・雑音がない空間に移動する

 

触覚  

・肌の露出を減らす  

・不快にならない素材に服を着用する

 

嗅覚  

・マスクをする  

・アロマペンダントをつける

 

味覚  

・刺激の強い食べ物を避ける

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大したことのないようなものばかりですが、 何もしないよりは、楽に過ごせるようぬなるはずです

感覚の違いを知る

 

5人に1人は繊細さんとはいえ、絶対数で見ると少数です。

 

繊細さんには、外部から受けとる刺激以外でも、

周りの人に理解されないと言う苦しみもあります。

 

例えば、テレビの音が気になってしまい消耗してしまう繊細さんがいたとして、

それを周りに理解してもらうことは困難です。

 

繊細さんからしたら、テレビの音は雑音でしかありませんが、

普通の人からすればテレビから音が出るのは当たり前、何を気にしているの?

と言うように、最初の考えの土台が違うのです。

 

繊細さんは、まず自分が感じている「感覚が相手には無い」と言うことを理解する必要があります。

 

それでも、どうしても耐えられない場合は「相手にも理解できる」例えを用いて理解を得るしかありません。

 

先ほど出したテレビを例に出すと、

「自分にとってテレビの音は、爆音をだして走行するバイクが常に家の前を走っているみたいなもの」

と言うように、相手にも伝わる例えをすることで理解をしてもらいやすくなります。

 

 

仕事での困りごとの解決策

 

マルチタスクが苦手

繊細さんは、いろんな仕事が重なると焦ってしまいます。

 

繊細さんは、深く考えながら仕事をする傾向が強いため、

一つひとつの仕事に集中して仕上げるのが得意です。

 

しかし、広く浅く全体を眺め、意識を向ける対象を次々に切り替えるマルチタスクは、繊細さんが得意な分野とは真逆の作業といえます。

 

そんな時のアドバイスとして「優先順位をつけよう」とよく言われますが、繊細さんにはお勧めできません。

繊細さんの中に「は優先順位をつけようとしてますます混乱する人」がいるからです。

 

 

重要なモノを一つだけ選ぶ

優先順位をつけて作業するのが苦手な場合は、

全ての作業に順番を考えるのではなく「重要なもの1つだけを選ぶ」ことが必要になります。

 

絶対に今日中に終わらせなければいけないものを1つ選び、

他のことは一切考えず、その作業を全力で行う。

この繰り返しをすることで円滑に仕事を進めることができます。

 

 

もし、この方法でうまく行かなければキャパオーバーな作業量である可能性が高いため、

上司や周りに助けを求める必要があります。

仕事が遅い

 

1つ一つの仕事に時間がかかりすぎる!と言うことで悩む繊細さんがいます。

なぜ、仕事が遅いと悩んでしまうのか、原因は2つあります。

 

部署の雰囲気に呑まれている。

周りが忙しそうにしていると、周りの雰囲気に影響され自分も急いで作業しなければ!と必要以上に自分を急かしてしまう。

 

周囲の影響を受けていると感じた時は、会議室を使用するなど環境を変えることが必要になります。

 

起きうるリスク全てに対処しようとしている

「もっとこうしたほうがいい」などの改善点から

「やっておかなければ困る」と言う未来のリスクまで全て潰して仕事を進めようとして時間がかかってしまいます。

 

しかし、リスクを何も考えずに作業している場合と比べて、手戻りが無いぶんトータルで見ると早く済んでいると言う場合もあるため、気にせずに自分のペースで作業しましょう。

 

それでも、周りと比べて遅いと感じる場合は、

その仕事自体が向いていない可能性が高いです。

 

 

誰でも苦手なものはどれだけ頑張っても、

ある程度までしかできるようになりません。

苦手なモノを苦しみながら続けるより、

自分の得意分で戦えるように、周りと相談して環境を整えられるようにしましょう。

 

まとめ

今回のポイント ・繊細さんとは「感じる力が強く、些細なことにも気づく人」
・人にはそれぞれ、受け入れられる刺激の上限に違いがある。疲れてしまったら一人の空間で休もう
・苦手なものからは、感覚を麻痺させて逃げるのではなく、物理的に排除する
・繊細さんと他の人では感覚そのものが違う
・仕事は重要なもの1つだけを決めて、決めたことだけを全力で行う
・仕事が遅いと感じたら、環境を整えてみよう

と言うことで、今回は『「繊細さん」の本』を読んでみてのポイントをまとめてみました。

最後まで、読んでいただいた方は、お付き合いいただきありがとうございます。

 

本書は、あらゆるものから情報を受け取って疲れてしまう繊細さんが、

元気に生きるための実用書という立ち位置の本になります。

 

今回紹介した内容の他にも、事象ごとに解決策が提示されていますので、

普段、人と関わっていて疲れがちという方は、一度読んでみてもいいのでは無いかなと思います。