読書部屋

読書が好きな23歳IT企業社員です。読んだ本のレビューをかいていきます。

【読書日記1日目】【娯楽】人を救う技術か、悪魔の発明か『AI崩壊』 

2020年1月31日に映画化された「AI崩壊」の

ノベライズ版とされる本作。

 

今更ですが読みましたので、簡単に感想を書いていこうと思います。

 

 

あらすじ

 

2030年の日本ではあらゆるものがAIに置き換えられるようになっています。

車の自動運転や人々の体調管理、症状に応じた薬の投薬、果てはテッシュ配りまで。。。

 

そのほとんどの情報を管理しているのが医療用に開発された「のぞみ」というAIです。

 

しかし、国民から絶大な信頼を得て、

国の最大のインフラまでに成長した「のぞみ」ですが、突如として暴走をはじめます。

 

自動運転していた車は制御不能になり、事故が多発し、ペースメーカーを使用していた総理大臣までが死亡する事態に。。。

 

あらゆるものをAI頼りにしていた日本は突然の崩壊の危機を迎えます。

 

AI「のぞみ」の暴走の犯人として指名手配されたのは本作の主人公であり、AI「のぞみ」の開発者でもある桐生浩介。

 

本作は指名手配された桐生が警察との闘争劇を繰り広げながら「のぞみ」を止めるべく奔走する話になります。

 

 

 

ここが気になる

 

桐生が犯人と断定された理由

AI「のぞみ」は元々、桐生の妻である桐生望を”がん”から救うために開発されたという経緯を持っています。

 

開発には無事成功し喜ぶ桐生ですが、

AI技術が画期的すぎるあまり、

当時の法律の整備が整っていませんでした。

 

国に何度も承認を求める気流でしたが、

総理大臣が頑なに拒んだ結果、承認は降りることはありませんでした。

結果、救う手段があるのに関わらず、

国の承認が降りないという理由で望はなすすべもなくなくなってしまいます。

 

その後、総理大臣が心臓の病に倒れた際、

藁にもすがる思いで「のぞみ」を利用して一命を取り留めたことから、一気に法整備され、徐々に医療現場で利用されるようになっていきました。

 

本来、救うはずだった望は救えず、

救うことを拒んだ総理大臣が生き残るという

なんという皮肉でしょう。。。

 

そういった経緯から、桐生が総理大臣に復習するために「のぞみ」を暴走させたと疑われています。

 

 

果たして、本当に桐生が暴走を起こした犯人なのか?

 

 

こういった視点で読むと面白いかも

AIが発達したことによる社会格差

AIに置き換えることにより、

あらゆる方面で便利になったと描かれる一方、

AIの普及により職を失った失業者が大量に出ているという一面もあります。

 

AI開発をする人間が至福を肥す中、

生活もままならない人はいるという、絶望的なまでの格差社会

 

AIは神の発明なのか、それとも。。。

 

AIにどこまで任せるべきか

本作で桐生を警察が独自に開発したAI「百目」を使用することになります。

 

「百目」は、日本中のあらゆるカメラを搭載したデバイスにアクセスすることができ、行動パターンの予測や犯罪を犯す可能性を数値として算出することができるわけですが。。。

 

AIが暴走して、国家存亡の危機に陥っている状態でAIの使用許可が降りたというがちょっと腑に落ちない。。。

 

それはさておき、

「百目」は桐生を追い詰めるために、

あらゆる計算をして操作を手助けするのですが、

なんと、発砲許可の有無まで「百目」が判断します。

 

「百目」が発砲許可を出した途端、なんの躊躇いもなく発砲する警察の特殊部隊。

 

機械に人間の生殺与奪の権利を決めさせ、

それに盲目的に従う姿は異様に見えました。

 

果たして、考えることをやめて機械に従う人間は人間と言えるのか。。。

 

まとめ

AI関連の技術は、現実世界でもたびたび話題になります。

IT関連で働く身としては、

正直、10年くらいでAIがここまでできるわけないだろ。と突っ込まざるを得ませんでした。

 

しかし、本作のような悲劇的なことにならないまでも機械と人間の在り方。

どこまでを機械に頼り、人間は何をなすのかそういったものを考えさせられる一冊でした。

 

システムを作っているときは、世の中をよくしようとしか考えませんが、

出来上がったシステムにより不幸になる人間もいる。難しいですね。

 

 

さて、物語そのものの感想ですが、

序盤の説明が長かった分、中盤、終盤と描写が甘く、展開が早すぎる気が。。。

 

また、所々設定が甘く「どうして、そうなった!」と思うところもありました。

 

まぁ、終わりは綺麗にまとまっていたので!

終わりよければすべてよしです。

 

 

ストーリーではなく、AI実用化に対する考え方や在り方、

そういった課題を考えるべきだ!という主張が題材なのだとすれば十分に良作と言えるかと思います。

 

 

 

【読書日記6日目】【勉強】気がつきすぎて疲れてしまうあなたのための『「繊細さん」の本』

こんにちは。

今回は以前話題になっていた『「繊細さん」の本』武田友紀を読みましたので、

紹介させていただきます。

 

 

この本で解決できる悩み ・相手の気持ちを考えすぎて自分の意見が言えない
・機嫌が悪い人がいると自分のことに集中できなくなる
・小さな音でも気になってしまう

いろんなことに気づきすぎて疲れてしまう。
でも誰にも理解してもらえない、自分がおかしいのだろうか?
そんなふうに悩んで自分に自信がなくなってしまった繊細さんが自信を取り戻すきっかけになるかと思います。

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事例ごとに解決策も記載されていたりするので、実用書としても参考になる一冊になっています。

本書の構成

第一章 繊細さんがラクになれる基本
第二章 毎日のストレスを防ぐ簡単なワザ
第三章 人間関係をラクにする技術
第四章 肩の力を抜いて伸び伸び働く技術
第五章 繊細さんが自分を活かす技術


発売日:2018/7/25
ページ数:207
値段:1324円

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ということで、本書のポイントを自分なりの解釈を入れつつ紹介していきます。

繊細さんとは

5人に1人はいるとされている繊細さんですが、

繊細さんとはどんな人かというと、「感じる力が強く、些細なことにも気づく人」です。

 

そんな繊細さんは些細なことにも気付いてしまうため、

さまざまな悩みを抱えています。

 

 

 

・人といると疲れてしまう

・他人の雑さが気になる

・期限が悪い人がいると苦しくなる

・小さな物音にも過敏に反応してしまう

 

「気にしすぎ」 「もっと適当に生きればいいのに」

そう思うかたもいるかもしれません

 

しかし、繊細な気質を持つ繊細さんは、

「生まれ持った気質」であり性格の問題ではありません。

 

つまり、身長の高い人が物理的に身長を縮めることができないように、

繊細な人が「気づかずにいる」ことはできません。

繊細さんの悩み

「周りはいい人なのに、1日を終える頃にはとても疲れてしまう」

 

「喧嘩をしている人を見ていると不安になってくる」

 

「一対一で話すのは好きだけど飲み会は苦手」

など繊細さんは人と関わることで、普通の人より疲れてしまうことがあります。

人といると疲れてしまう

なぜ、人といると疲れてしまうのだろうと悩む繊細さんは、

人にはそれぞれ最適な刺激レベル」があることを知る必要があります。

 

繊細さんは人よりも感じる力が強いぶん、

外部から受ける刺激が多すぎてすぐに許容量を超えてしまいます。

人と話す時、相手の表情、仕草、声のトーン、話の内容など人は情報の塊です。

繊細さんは人の発する情報全てをキャッチしてしまうため疲れしまうのです。

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繊細さんには、一人でゆっくりと心を休める時間が必要です

人といて疲れてしまうと感じたら、十分な一人の時間をとりましょう。 自分に余裕のある状態を作って初めて外部からの刺激を受け入れやすくなります。

 

他人の機嫌に左右されてしまう

 

「近くに機嫌が悪い人がいると気になる」

 

「怒っている人の声のトーンだけで緊張してしまう」

 

他人の機嫌の良し悪しで、自分の気持ちが振り回されてしまう繊細さんは意外に多いです。

しかし、繊細さんが相手の機嫌が悪いことに気づくのは自然なことです。

 

例えるのであれば、机の上にあるコップが見えるのと同じこと。

明らかに見えているものを見なくていいと言われても、見ずにすむ方法なんて分かりませんよね。

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誰かの気持ちに気づかないこと、そもそも気づかなずにいることが繊細さんにはできません

ストレスを防ぐ簡単な技

人の感情や小さな音、わずかな光まで、

さまざまな方法を受け取ってしまう繊細さん。

どうすれば、刺激を減らせるのでしょうか

 

心を閉ざすのではなく物理的に防ぐ

 

「職場でストレスを感じるのが辛くて、感じないように感覚を麻痺させている」

 

「人の気持ちを感じて疲れるから、集団の中では心のシャッターを下ろしている」

このような対策はNGです。

 

感覚を麻痺させると、

確かに嫌いなものや痛みを感じにくくなりますが

同時に喜びや楽しさなどのプラスの感覚も感じにくくなってしまいます

 

ではどうするべきかと言うと

「繊細な自分」を受け入れた上で環境を変えることが重要になります。

 

嫌なものから感覚を麻痺させて自分を守るのではなく、

環境を変えて、嫌なものそのものを無くしてしまうことが必要になります。

 

一番苦手なものを理解する

当然ですが、繊細さんにも個人差があります。

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚。

これらの感覚のうち、どれから一番刺激を受けやすいのかを把握することが必要になります。

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自分の苦手なモノを把握できたら、対策をしましょう

 

 

視覚  

・メガネやコンタクトレンズの度を落とす  

・サングラスをする  

・縁の太い眼鏡をつけるなど見える範囲を狭める

 

 

聴覚  

ノイズキャンセリングイヤホンを使用する  

・耳栓やイヤーマフを利用する  

・雑音がない空間に移動する

 

触覚  

・肌の露出を減らす  

・不快にならない素材に服を着用する

 

嗅覚  

・マスクをする  

・アロマペンダントをつける

 

味覚  

・刺激の強い食べ物を避ける

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大したことのないようなものばかりですが、 何もしないよりは、楽に過ごせるようぬなるはずです

感覚の違いを知る

 

5人に1人は繊細さんとはいえ、絶対数で見ると少数です。

 

繊細さんには、外部から受けとる刺激以外でも、

周りの人に理解されないと言う苦しみもあります。

 

例えば、テレビの音が気になってしまい消耗してしまう繊細さんがいたとして、

それを周りに理解してもらうことは困難です。

 

繊細さんからしたら、テレビの音は雑音でしかありませんが、

普通の人からすればテレビから音が出るのは当たり前、何を気にしているの?

と言うように、最初の考えの土台が違うのです。

 

繊細さんは、まず自分が感じている「感覚が相手には無い」と言うことを理解する必要があります。

 

それでも、どうしても耐えられない場合は「相手にも理解できる」例えを用いて理解を得るしかありません。

 

先ほど出したテレビを例に出すと、

「自分にとってテレビの音は、爆音をだして走行するバイクが常に家の前を走っているみたいなもの」

と言うように、相手にも伝わる例えをすることで理解をしてもらいやすくなります。

 

 

仕事での困りごとの解決策

 

マルチタスクが苦手

繊細さんは、いろんな仕事が重なると焦ってしまいます。

 

繊細さんは、深く考えながら仕事をする傾向が強いため、

一つひとつの仕事に集中して仕上げるのが得意です。

 

しかし、広く浅く全体を眺め、意識を向ける対象を次々に切り替えるマルチタスクは、繊細さんが得意な分野とは真逆の作業といえます。

 

そんな時のアドバイスとして「優先順位をつけよう」とよく言われますが、繊細さんにはお勧めできません。

繊細さんの中に「は優先順位をつけようとしてますます混乱する人」がいるからです。

 

 

重要なモノを一つだけ選ぶ

優先順位をつけて作業するのが苦手な場合は、

全ての作業に順番を考えるのではなく「重要なもの1つだけを選ぶ」ことが必要になります。

 

絶対に今日中に終わらせなければいけないものを1つ選び、

他のことは一切考えず、その作業を全力で行う。

この繰り返しをすることで円滑に仕事を進めることができます。

 

 

もし、この方法でうまく行かなければキャパオーバーな作業量である可能性が高いため、

上司や周りに助けを求める必要があります。

仕事が遅い

 

1つ一つの仕事に時間がかかりすぎる!と言うことで悩む繊細さんがいます。

なぜ、仕事が遅いと悩んでしまうのか、原因は2つあります。

 

部署の雰囲気に呑まれている。

周りが忙しそうにしていると、周りの雰囲気に影響され自分も急いで作業しなければ!と必要以上に自分を急かしてしまう。

 

周囲の影響を受けていると感じた時は、会議室を使用するなど環境を変えることが必要になります。

 

起きうるリスク全てに対処しようとしている

「もっとこうしたほうがいい」などの改善点から

「やっておかなければ困る」と言う未来のリスクまで全て潰して仕事を進めようとして時間がかかってしまいます。

 

しかし、リスクを何も考えずに作業している場合と比べて、手戻りが無いぶんトータルで見ると早く済んでいると言う場合もあるため、気にせずに自分のペースで作業しましょう。

 

それでも、周りと比べて遅いと感じる場合は、

その仕事自体が向いていない可能性が高いです。

 

 

誰でも苦手なものはどれだけ頑張っても、

ある程度までしかできるようになりません。

苦手なモノを苦しみながら続けるより、

自分の得意分で戦えるように、周りと相談して環境を整えられるようにしましょう。

 

まとめ

今回のポイント ・繊細さんとは「感じる力が強く、些細なことにも気づく人」
・人にはそれぞれ、受け入れられる刺激の上限に違いがある。疲れてしまったら一人の空間で休もう
・苦手なものからは、感覚を麻痺させて逃げるのではなく、物理的に排除する
・繊細さんと他の人では感覚そのものが違う
・仕事は重要なもの1つだけを決めて、決めたことだけを全力で行う
・仕事が遅いと感じたら、環境を整えてみよう

と言うことで、今回は『「繊細さん」の本』を読んでみてのポイントをまとめてみました。

最後まで、読んでいただいた方は、お付き合いいただきありがとうございます。

 

本書は、あらゆるものから情報を受け取って疲れてしまう繊細さんが、

元気に生きるための実用書という立ち位置の本になります。

 

今回紹介した内容の他にも、事象ごとに解決策が提示されていますので、

普段、人と関わっていて疲れがちという方は、一度読んでみてもいいのでは無いかなと思います。

【読書日記5日目】【勉強】文章力は一生戦える武器になる!「20歳の自分に受けさせたい文章講義」

今回紹介する本は、こちらになります。

20歳の自分に受けさせたい文章講義』古賀史健 

 

本の内容

『目次』 はじめに
ガイダンス その気持ちを「翻訳」しよう
第1講 文章は「リズム」できまる
第2講 構成は「目」で考える
第3講 読者の「椅子」に座る
第4講 原稿に「ハサミ」を入れる

発売日 2012年1月
280ページ
924円
この本で解決できる悩み ・会話する時は問題ないけど、文章にしようとするとうまく書けない
・読みやすい文章を書きたい

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ということで、本書の一部の内容をご紹介します。

(自分なりの解釈を入れていたりするので少し違うところもあるかもしれません)

 

話せるのに書けないのはなぜか

 

なぜ、会話するときは問題ないのに文章にしようとした途端に描けなくなるのか。

 

それは、会話するときは許される「曖昧さ」が文章では許されないからです。

 

誰かと会話をする時は、

顔の表情や身体の動きで身振り手振りで説明したり

感情を言葉に乗せて相手に伝えることができます。

 

しかし文章を書くときは、それらの行為を行うことができず、

文字だけで相手に伝えなければいけません。

 

つまり、「話すこと」と「書くこと」は全く別の行為ということを前提として理解する必要があります。

 

 

本書は、曖昧さをどうやって文章に落とし込むのかを4つの講義形式で解説されている

書くのではなく”翻訳”する

文章を書くうえで起きる問題は、ほとんとの場合以下の2点になります。

 

 
①文章を書こうとすると、固まってしまう
②自分の気持ちをうまく文章にすることができない

 

文章を書く前に起きる、「書けない」

 

書き出したけど「うまく書けない」  

 

 

これら2つの問題はどうすれば解決できるのでしょうか。

 

本書では「書こうとするから書けないのだ」と本書には記載されています。

 

なぜ、書こうとしてはいけないのか、

それは、あなたが頭の中で考えているものが”曖昧なもの”だからです。

色や音、映像に感情。

頭の中で考えていることは文字であるとは限りません。

文字ではないものを文字として書こうとするから書けないのです。

 

では、どうするべきか。

書くのではなく翻訳する

 

 

なぜ翻訳しなければいけないのか

あなたは、なぜ文章を書きたいと思いますか?

誰かに、何かを伝えたいからですよね。

 

そのときに必要なのは、「伝わる言葉(文章)で説明する」ことです。

 

自分だけが知っていることを、感情の赴くままに書いたのでは、誰にも伝わりません。

 

だからこそ、誰にでも伝わるように翻訳をする必要があります。

 

 

自分の言葉に翻訳する

急に翻訳をしろ!と言われてもよくわかりませんよね。

 

当然まずは、練習が必要になります。

最初は「聞いた話を”自分の言葉”で誰かに話す」ことです。

この行為をすることによって、以下の効果を得ることができます。

 

 

ポイント ①再構築:言葉にするプロセスで話の内容を再構築する
②再発見:語り手の真意を「こういうことだったのか!」と再発見する
③再認識:自分がどこに反応し、なにを面白いと思ったのか再認識する

 

要するに

①自分の言葉にすることで、なんとなく理解した気になっている内容をまとめ直し理解を深めることができる。

 

②聞いていた時には理解できなかった内容も、自分で考え直すことで理解できるようになる。こともある。

 

③話す内容が同じでも、どこに話のピントを合わせるかで話の面白さが変わる。自分は話の中でどこを伝えたいと思ったかを理解する。

 

必要なことを、わかりやすく、面白く、自分の言葉で説明できるように頑張りましょう。

 

文章は「リズム」で決まる

読みやすい文章は「リズム」で決まります。

 

一般的に文章のリズムとは「センテンスの切り方」「句読点の打ち方」「改行のタイミング」と言われています。

 

しかし、本書ではそれらは文章のリズムの本質ではないと断言されています。

 

本書ではどのように記載されているかというと以下のように書かれています。

 

文章の読みやすさというのは、感覚的なものではなく、論理的なものである

 

論理的でない文章は、内容が支離滅裂になり、読者に伝えたい内容が伝わらなくなってしまいます。

 

では、論理展開をする際、何に気をつけるべきか?

接続詞」です。

 

以下は本書から抜粋した文章の悪い例になります。

 

企業のリストラが進み、日本の終身雇用制度は崩壊した。能力主義の浸透は、若手にとっては大きなチャンスでもある。若い世代の前途は明るい。学生たちは自信を持って就職活動に励んでほしい。

 

言いたいことはわからなくもないですが、なんとなく違和感がありますよね。

 

 

それではどこがおかしいのかということに注目してみたいと思います。

結論から言うとこの文には「接続詞」がありません。

 

この文章で伝えたいことは「終身雇用制度の崩壊」と「能力主義の浸透」になります。

それぞれ単体の文章として読めば違和感はありませんが、

この2つの文章は接続詞で繋ぐことができません。

「しかし」「つまり」など、何を用いてもしっくりこないはずです。

 

どうやっても「接続詞」で繋げることができないこの文章は、まったく別の話をしている。ということになります。

 

このように文章を書く際に「接続詞」を用いて文章を繋げることができるかを見ることでおかしな文章になっていないか。

チグハグなことを書いていないか、と言うことを確認することができます。

 

 

 

視覚的リズムを整える

文章を書くときに、「書き上げたものを音読しなさい」と言われたことはないでしょうか?

 

確かに、音読する中で気づく間違いもあるかもしれませんが、

「読者は文章を『』で読んでいる」という事実を忘れてはいけません。

本を読むとき、メールを読むとき、新聞を読むとき、耳を使って読むわけではなく”眼”で読んでいます。

 

つまり、何が言いたいかと言うと

音読をして聴覚的にリズムを確認する前に「視覚的リズム」を考えなければいけないと言うことです。

 

視覚的リズムとは何か

「視覚的リズム」とは、文字や句読点が並んだ時の見た目の気持ちよさのことです。

 

具体的にいうと視覚的リズムの良さは以下の3つの点から生まれます。

ポイント ①句読点の打ち方
②改行のタイミング
③漢字とひらがなのバランス

①句読点は「一行に1つ」

一般的書籍は一行38から41文字で構成されていますが、

本書では、この41字と言う文字数でも多いと書かれています。

 

41字と言う文字数は、俳句でたとえた場合、俳句が2つも入ってしまいます。

確かにそう考えると情報量として多すぎますね。

 

情報量が多い文章を、句読点がない状態で読むのには限界があります。

 

と言うことで、句読点は一行に一つは入れましょうにつながります。

 

文章の構成上どうしても不可能な場合は、「」(カギカッコ)を使うことで「視覚的圧迫感」を解消することができます。

 

 

②改行のタイミングは早くていい

誰でもページが真っ黒に埋め尽くされた企画書なんて読みたくないと思います。

パッと見た瞬間に嫌気がさしますよね。

 

普段、人が文章と向き合うとき、「読む」前に「見る」をします。

文章全体を見てから一行目に目を移して、読み始めます。

 

つまり、読まれやすい文章を作るにはまず、内容の前に「見た目」にも気を配らなければいけません。

犬猿されがちな文字壁を作らないようにするため、五行に1度は改行を入れましょう。

 

 

③漢字とひらがなのバランスを考える

視覚的なリズムを邪魔するものは「圧迫感」です。

 

スマホやPCを使って文章を書くときは、

自動で文字を変換してくれるので漢字を使いがちになってしまいます。

賢く見えますからね。

 

しかし、漢字だけで文章を作ってしまうと、見た目の圧迫感が強く読者は読む気が失せてしまいます。

漢字をあえて使わずに文章を作ることで「視覚的」に気持ち良い文章になります。

 

 

 

まとめ

 

 

まとめ 書くのではなく翻訳する
・自分の言葉に翻訳する
文章はリズムで決まる
・視覚的リズムを整える

と言うことで今回は「20歳の自分に受けさせたい文章講義」の内容の一部を紹介させていただきました。

 

読み終えての感想ですが、

今までの文章論を叩き折られた気がしました。

この本は、間違いなく良書といえます。

 

20歳の自分に受けさせたいと言うタイトルになっていますが、

メールのやりとりが多いビジネスマンのかたなど幅広い世代の方が読んでも十分に満足できる内容かと思いますので、興味が沸いた方はぜひ一度読んでみてください。

 

【読書日記4日目】【勉強】逃げるのも戦略!「人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ」

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逃げるのは悪いことだ

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我慢して続けなければ

そんなふうに、無理している方に是非とも読んでいただきたい一冊に出逢いましたので紹介させていただきます。

人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ」やしろあずき

 

本の内容と構成

文章の構成 序章 人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ
第一章「楽しい」を大切にしよう
第二章合言葉は「自分ファースト」
第三章適度に「不真面目」でいい
第四章「逃げる」のは悪じゃない
発売日:2020年12月10
ページ数:160ページ
価格:1,430円

本書の目的

 
選択肢から消えてしまっている「逃げる」というコマンドを表示させ、選択できるようにする
今回も、二章まで(一部三章も含む)の内容で個人的に面白いと思ったポイントを解釈を交えつつ紹介して行きますので お時間があればお付き合いください。
 

 

逃げるのは悪じゃない

「逃げる=悪」という考えが蔓延るこの社会で、逃げるという洗濯をすることは本当に勇気がいること。 責任感が強いとされる日本人であればなおのこと 「就職したら、とりあえず3年」とよく言われるが、

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辛かったら3年どころか3秒でやめてしまってはいい

何に対しても逃げていいわけではない

自分に「向いていない」ものに出会った時、世間一般では

「3年間は耐えろ」

「みんな苦労しているい」

「甘えるな、逃げるな」と言われることが多い、

しかし、辛いと思うほど追い込まれているのであれば、逃げてしまってもいい。

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無理に続けて身体を壊すくらいなら、逃げちゃいましょう

ただ、逃げ続けることが良いというわけではない、

コレから逃げたらアレに挑戦してみよう!

というように自分の向いていることを探す努力をすることが重要!

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逃げてもいいとはいえ、「逃げる」だけでは、状況は好転しない

就活生は「新卒カード」を重要視しすぎてはいけない

新卒カードは1人に1枚しか配られないワイルドカードを大事にしすぎるあまり、

使わなければもったいないと、躍起になり

とりあえずで入った会社がブラック企業だったとなっては目も当てられない。

いつの間にか、やりたい仕事に就くことよりも会社に入ることが目的になってしまっている。

そんな「とりあえず」で入った会社に貴重な人生を何年も捧げるのはもったいない。

 

ブラック企業や興味のない仕事をするくらいであれば、

いっそのこと新卒カードを捨ててしまうという選択肢もある。

 

働きたい会社や業種でバイトをしたりフリーランスとして、

スキルを磨いてから、 中途でやりたい会社に入ったほうが良い。

ニートも悪くない

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ニートは助走期間

社会的風当たりが強い「ニート」ですが、

働かずに過ごす時間というのは、実はかなり重要な時間。

自分を見つめ直す期間であり、何をしたいのか、どうするべきなのかを考える。

仕事をしていない自由な時間を使って、 自分の目標に向かって勉強することもできる。 盲目なまでに働き続けるより、

少しゆとりを持つことで、新しい道が開けるかもしれない

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周囲の目を気にする必要はない

自分ファーストで生きよう

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真面目に不真面目を考えよう

「何事も全力で」を続けているといつか自分を壊してしまう。

疲れたと感じたら「あえて何もしない」時間を作ってみるのも必要。

本当に真面目な人は、仕事を全くサボらない サボるどころか、

誰よりも早く出勤して誰よりも遅く働く、

昼休みでさえも、弁当をかきこんで仕事をする。

そんな働き方が好きなのであればいいけど、

無茶な働き方をしていると、必ず、どこかで綻びが生じてしまう。

それも最悪のタイミングで…。

「重要な会議の日に体調を崩す」

「仕事のミスを気に病んでうつ病になる」など

 
適度に息抜きが大事、休める時こそ全力で休もう!

真面目すぎるのは体に毒

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ブラック企業の渡鳥にならないようにしよう

 

真面目な人ほど、ブラック企業で働き続けるという傾向がある、

途中で転職することがあってもそこでもブラックに働き続けることも…。

そんなふうにブラック企業からブラック企業を渡り歩く人は、

「根が真面目」で「自分に自信がない」タイプの人間が多い。

真面目すぎて言われたこと全てに全力投球してしまう。

「こんな俺を拾ってくれた会社なんだから頑張らないと!」というように。

それって、思考停止しているのと同じこと。

 

もっと自分に自信を持とう。 自信を持てば視野が広がる。

「天才の俺がこんな会社にいるのは時間の無駄だ!転職!!」とスパッと決断するくらいの方が、人生を有意義におくることができる。

 

 

まとめ

二章までの内容で自分なりに、面白いなと思ったところをまとめてみました。 読んでいただいた方はありがとうございました。 逃げるのは悪いことではない。 しかし、ただ逃げるのではなくできることを探そうということを教えてくれる本でした。 とはいえ、「じゃぁ自分も逃げちゃって、やりたいことをやろう」と盲目的に判断するのは良くないです。 辛いこととはいえ、将来の自分の糧になるようなことであれば、挑戦してみるのもいいと思います。 自分の人生です、 他人に左右されて生きるような辛い人生を送るのはやめて 生きやすい人生を探しに行きましょう。

【読書日記3日目】【勉強】挑戦を続けるためのマインドを鍛える「億を稼ぐ積み上げ力」

「副業で稼ぎたいけど続かない」

「自分にはどうせ無理」

 

そう考えて、努力するのを諦めている人に読んで欲しい一冊に出逢いましたので紹介させていただきます。

本の内容と構成

本書の構成 第一章圧倒的に継続するための極意
第二章成長を一気にブーストする秘訣
第三章成功までの最短ルート
第四章生き残るためのマインドセット
第五章稼げる人の頭の中
第六章時代の波に先乗りする
発売日:2020/9/25
ページ数:240ページ
価格:1,430円

タイトルで「億を稼ぐ」と書いているため、

勘違いする方もいるかもしれませんが、

本書の目的は「常に行動することの重要性」をとくことです。

一貫して、どう行動するか、どのように考えるべきかという道標が書かれています。

 

そのため、稼ぐためのテクニックを知りたいという方にはお勧めできません。

 

副業を頑張っているけど、稼げず左折してしまった人や、

これから頑張ろうとしている人にぜひ読んでいただきたい一冊です。

 

本書の二章までの内容を、 自分なりの解釈を入れつつ紹介していきますので何かの参考にしてください。

 

 

努力を継続するコツはシンプル

 

 
▷朝起きたらやる、  終わるまで他のことをしない
▷人間の「習慣化」を利用する

・起きたらやる、終わるまで他のことをしない 終わるまで他に何もしないことで、集中力を途切らせることがなくなる。 途中で別のことをしてしまうと、やる気を出すためのモードの切り替えに時間を無駄にしてしまう。 ・人間の「習慣化」を利用する 朝起きたら歯を磨くのと同じように、朝起きたら●●をするというように、 習慣化してしまうことで、努力するのが辛いを起こりにくくする

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朝は歯磨きしないと気持ち悪いからね。それと同じようの「コレ」をしないと気持ちわるい!という状態にまで持っていくことが大切

休日を設けてはいけない

 
▷休日は決断疲れの要因

コレをする!ということを決めたら、毎日続けることが重要。

一度でも休日を設けてしまうと、「今日は休もうかな」と迷うことになる。

本書では、「心の迷いは、脳みその無駄遣い」と記載されています。

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作業する前段階で悩むより、作業について悩むべきということだね

自身の力量を把握する

努力を続けていると、

同じジャンルで他の人はどれだけ成果を出しているのか気になってくる。

その際に、SNSなどを見ると、自分よりも優れている人が目に付く。

ときには「自分より、後に始めたのに成功している人」を見ることもあるはず。

そういったときに、「自分には、なんて才能がないのだろう」と落ち込むよりも

「才能の無さ」を自覚し自分なりの速度で積み上げていくことが重要になる。

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作業する前段階で悩むより、作業について悩むべきということだね

 

自身のタイプを見極める

努力するときは、ただ闇雲に努力するのではなく、自身のタイプを見極めることも重要になる。

 
▷一発ドカンと当てるホームラン型
▷コツコツ実績を積み重ねるヒット型

多くの人はヒット型に該当する。

しかし、SNSなどで目立つ人はホームラン型が多いため、

自分も同じようにホームランを打ちたいと考えてしまう。

でも自分のタイプを見誤れば努力は無駄になってしまう。

 

脳死の努力に意味はない

頑張って続けること自体は間違っていない、 しかし、何の改善もなく同じことをやり続けるだけでは何もしていないのと変わらない。

 
▷挑戦⇨改善

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挑戦と改善をなん度も繰り返すことが重要になるんだね

また、目的と手段を間違えないことも重要になってくる、

努力を続けるうちに、作業すること自体が目的になってしまうことがある。

そうなってしまったら本末転倒。

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常に『なぜ、自分はこの行動を取るのか』を明確にしよう

少なくても稼ぐことは重要

何はともあれ、行動してまずは5万円を稼ぐことが最初の課題になる。

ビジネスに限った話ではないけれど、何かを始めるとき、最もしんどいのはスタート直後。

副業の場合、それが5万円を稼ぐまでと言われている。

月5万円は侮れない

5万円という数字は、普通に働いている人から見れば少なく感じるかもしれないが、

毎月入ってくるだけで、それだけで年収は60万円になる。

会社からの給料とは別に60万円入ってくれば人生はかなり楽になる。

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5万円を稼げたら、副業初心者は卒業したようなも

高速で成長する方法 

成長する3原則

 
▷実力以上の仕事にチャレンジしよう
▷考えて、考えて、考えよう
▷大きなピンチは成長を促す

サラリーマンは成長できない

成長するためには「キツイ」と思うくらい負荷をかけなければいけない、

筋トレでも同様、楽にできるトレーニングで筋肉をつけることはできない。

サラリーマンが成長できないというのは 「毎日同じような業務」を行い、

成長に必要な負荷がかからない状態。

言うなれば「筋肉痛の起きない働き方をしている」

また、会社内でしか通用しないスキルを磨くのではなく、 社外からも認められるようなスキルを磨くことが重要になる。

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社内スキルをどれだけ磨いても、会社に実績を吸収されるだけで、何一つ自分のキャリアにはならない

まとめ

ポイントのまとめは以上になります。

今回は本書の二章までの内容を紹介させていただきました。

読んでいただいた方はありがとうございました。

 

前述しています通り、

本書は一貫して「行動することの重要性」が書かれているものになっています。

基本的には言われなくてもわかるような当然のことが書かれているわけですが、

この当然のことが意外にできていないことが多いんですよね。

「すぐに結果を求めてしまう」とかよくないですね。

 

 

本書は「努力の必要性」を再定義してくれるという面でも、良い書籍だと思います。

インプットばかりで、行動できない病にかかっている 私なんかにはいい薬になりました。

 

本書は全六章で構成されていて、まだ紹介していない内容がありますので、 気になった方はぜひ読んでみてください。

【読書日記 2日目】【勉強】誰でも「売れる人」になるマーケティング入門書『ドリルを売るには穴を売れ』

マーケティングってなんだろう」

 

マーケティングの勉強をしたいけど、どうすればいいかわからない」

 

「良い商品のはずなのに何故か売れない」

 

今回はそんなお悩みが解決できる一冊に出逢いましたので紹介をさせていただきます。

 

ドリルを売るなら穴を売れ』佐藤義典

本の内容と構成

 

 
序章 マーケティング脳を鍛える
第1章 あなたは何を売っているのか
第2章 誰があなたの商品を買ってくれるのか
第3章 あなたに商品でなければならない理由をつくる
第4章 どのようにして価値を届けるか
第5章 強い戦略は美しい
発売日:2006年12月
ページ数:255
価格:1429円

本書が刊行されたのは2006年と古いですが、現在でも十分に通じる内容になっています。

また、本書のテーマは「最低限の理論を最小限のカタカナで、体型的にわかりやすく」とされていて、マーケティングというものを全く知らない人でも安心して読むことができます。

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わからない用語が出るたびに調べるとかうんざりだもんね

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本書の内容を以下のポイントごとに紹介します

 

 

マーケティングとは何か

 

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マーケティングとは「売れる」はどうすれば作れるかを考える仕事

例えば、人がテレビを買ったとする。

しかし、その人が本当に欲しいのは テレビが欲しいのではなく、

テレビを媒体にして手に入れることができる情報や娯楽を求めている。

ゲーム機が欲しいのではなく、そのゲーム機を使って遊べるゲームをやりたい。

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普通に生活していると忘れがちだよね

自分が『買い手』であるときは、「なんのために商品を買うのか」が、明確だけど『売り手』に回った途端にそれがわからなくなってしまう。

だから、なぜこんなに素晴らしい商品が売れないんだ。となってしまうんだ それを解決するためにマーケティングという考え方がある。

マーケティングを知ることによって、『買い手』の目線に立つことができる。

買い手の目線を理解できれば、書いては何を求めて商品を買うのか、その商品を買うことで何を期待しているのかが分かる。

そうすることによって、「何が売れるのか、どうすれば売れるのか」が分かる。 それがマーケティングというもの。

 

【序章】マーケティング脳を鍛える

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マーケティング脳とは『マーケティング的な考えができる脳』のこと

マーケティングは日常に潜んでいます。 それを本書では以下のような例で説明しています。

 

「そういえば最近野菜不足だなぁ……」と思ったあなたは、まず何をするだろうか?

多分、コンビニかスーパーで野菜ジュースを買うか、ビタミンなどのサプリを買うのではないだろうか?

そう考えたあなたは、すでにマーケティングに影響を受けている。

なぜなら、「野菜不足」に対する論理的・超苦節的解決策は、「野菜を食べること」なので、八百屋やスーパーの成果コーナーに行くはずだ。

そうではなく、あなたが野菜ジュースやサプリを買うと最初に発送した場合、野菜ジュースメーカーや栄養食品メーカーのマーケティングが成功しているのだ。

 

 

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あー。確かに…野菜不足なら野菜を食べればいいんだもんね

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野菜ジュースやサプリが一番に思い浮かんだということはメーカーのマーケティングが成功しているということだね

このようにマーケティングは日常のあらゆる場面に潜んでいます。

マーケティング脳は自分の身の回りから鍛えることができます。

何かを買ったのであれば、「なぜこの商品を買ったのか?」「なぜこの店で買ったのか」そのように考えていく。

その裏にはなからず「売り手マーケティング」があるはず。

電車の広告や新聞のチラシ、店頭の看板など。 それらを注意深く観察することで、売るための工夫が見えてくるはずです。

マーケティングを学ぶためのネタは無限に広がっています。

 

マーケティングの基本理論

 

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何となくは理解できてきたけど、結局何を覚えればいいの

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そんなにいっぱいは覚えられない…

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そう難しくないよ。覚えるのはたった4つだけさ

マーケティングには基本となる理論が4つ存在します。

ポイント! ベネフィット
・・・顧客にとっての価値
セグメンテーションとターゲティング
・・・顧客を分けて絞る
差別化
・・・競合よりも高い価値を提供する
4P
・・・価値を実現するための製品・価格・販路・広告

当然、理論は上記の4つ意外にも存在しますが、最初に覚えるべきはこれだけです。

 

【第1章】あなたは何を売っているか

 

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マーケティングは商品を売ってお金をもらうことではなく、価値を提供して感謝の気持ちとしてその対価を受け取ること

この章では、4つの理論のうちの一つベネフィットについて説明されています。

ベネフィットは4つの理論の中で一番重要なものとして位置付けられています。

ベネフィットとは「顧客にとっての価値」 例えばあなたが何かを「買う」という行動を起こすとき、 それはその商品から得られる利益が自信が支払う対価よりも大きい場合に発生します。

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対価以上の価値を見出したときに買う。 損してると思ってお金を払う人はいないもんね

顧客の購買意欲を掻き立てるにはどうするか、 それには「価値の不等号を維持・拡大する」ことが重要になってきます。

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『価値>対価』これを大きくすることが重要なんだね

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顧客にとっての価値とはどのようなものがあるか、それは2種類に分けられるよ

・機能的価値
使いやすい 便利 美味しい など ・情緒的価値
思い出や記念 所持していることの優越感 など

ブランドもののバッグで考えると以下のようになる

・機能的価値
収納に優れている
丈夫で壊れにくい
・情緒的価値
かっこいい、お洒落
お金持ちに見える

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このような価値をどうすれば提供できるかが鍵になるということだね

 

【第2章】誰があなたの商品を買ってくれるのか?

 

 

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当然のことだけど『欲しい』は人によって違う

2章は『セグメンテーション』と『ターゲッティング』について解説されています。

セグメンテーションとは需要別に顧客を分けて考えること。

どのような商品でも、人によって商品の価値は違う。

それを解決するために、分類ごとに分けて考える必要があります。

そうして分けられたもの『セグメント』と呼ばれます。

セグメントを分ける方法については種類がありますが、本書では「性別」や「年齢」などの基準で分類する手法が紹介されています。

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『20代女性』『30代男性』みたいな感じだね

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分けた後は、どのセグメントを狙うかを決める必要がある

「それなりに使えればいいから安いものが良い」 「壊れると困るから頑丈なものが良い」 「おしゃれなデザインのものが良い」 このように人によって、求めるベネフィットが違う。

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分けてから狙う、狙うために分ける!これが重要だね

まとめ

ここまで「ドリルを売るなら穴を売れ」の内容の一部を書いてみました。

 

もちろん今回紹介した内容(ベネフィット、セグメンテーション)以外にも覚えておくべき知識や考え方が紹介されています。

 

これからマーケティングを勉強するという方はもちろんですが、ビジネスをするすべての人に読んでいただきたい一冊になっています。

 

本書で紹介されている顧客の「欲しい」を考えることはあらゆる場面で応用ができます。

 

会社員でプレゼンをする機会があれば、

「どんな資料を作って、どこに注力してプレゼンするべきか」

クリエイターであれば「自分が満足できるモノではなく、どうすれば顧客が満足できるか」

そういったところで必ず生きてくる考えかたになるかと思います。

 

続きが気になる方や、詳しい内容が知りたい方は、本書をぜひ手に取ってみてください。